これで駄目なら受験やめたる!〜現役高校生の孤軍奮闘記〜

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世界史の暗記方法

世界史という完全暗記科目は、過去に多くの高校生を絶望の淵に立たせてきた__といえば大袈裟ですが、あながち間違いではないかと思います。暗記得意なんですよ、という人は別に問題無いにしても、暗記が苦手な人からすれば地獄そのものでしょう。

しかし、いくら暗記が嫌いという人とは言えども自分の誕生日や自分の好きなアニメの設定などは詳しく覚えているはずです。何故でしょう。答えは簡単です。反復と興味、たったこの二つなのです。誕生日は幼い頃から特別な日として反復されていたでしょうし、好きなアニメは興味を持って見て且つ何度も見る人も多いでしょう。そう、世界史をこのサイクルの中に放り込んでやれば良いのです。しかし、「世界史は量が多すぎて反復するの辛いし、興味もない」という人だっているはずです。ならばどうするか。私は生憎、これ以外の効率的な暗記方法を知りません。その中で完結する方法は無いのでしょうか。

実はあります。それは世界史に興味を持つことです。今は興味を持っていなくとも、自分から能動的に好きになれば良いのです。ならば、どうすれば世界史を好きになれるのか。世界史を面白いと感じれば万事解決ですが。

__でも、面白くないんですけど。
__いやいや、世界史は面白いですよ。

そう。世界史はネタの宝庫です。どういうことかと言いますと、そうですね、ギャグ漫画。世界史をちゃんと知れば、あたかもギャグ漫画を読んでいる気分になれます。一体どこがギャグなのかと言いますと、たとえば司馬炎の話をしましょう。

司馬炎西晋(最盛期が存在しないことで有名)の建国者です。もともとは魏の将軍だったのですが、呉を征服して一応中国を統一しました。その後は占田課田法をはじめとして、封王の制、戸調式などを実施、しかし五胡の侵入により永嘉の乱が起こり、一族は南遷するハメになりました__以上が、司馬炎の教科書的な説明です。

ところで、私の中では司馬炎は内政カスという認識で落ち着いています。中国統一まではただの有能だったのですが、子作り(意味深)に専念し始めると一気に無能化しました。まず、自分が知る限りの宮女を寄せ集めて館に収容、そして毎晩羊に乗って女の部屋に夜這いに行くという奇行を行ないました。しかも、どの女の部屋に行くかは全くのランダムで、全て羊の気分次第というクズっぷり。しかし宮女はこんなブサ面に気に入られようと知恵を絞り、結果として如何に羊を自分の元へ連れてくるかの方策を練ることになりました。で、その末路が羊のエサを自分の部屋の前に置くこと。つまり笹と塩を自分の部屋の前に置いておいたのです。こうして宮女は女の魅力というものをかなぐり捨てたのでありました。ちなみに、この時の風習が今の盛り塩の起源になっている__というのが、実にしょうもなくて笑いました。悪霊退散とかそんなんじゃねぇのかよ。

とまぁ、長々と書いてしまいましたが、世界史は基本的にこんなことばっかりです。文化でも同様のことが言えます(司馬炎と同時期の人でいえば陶淵明の『閑情賦』はオススメの一冊です)。むしろ文化の方がヒドい連中が揃っていて面白いですよ。

どうでしょうか、世界史に少しでも興味を持ってもらえたでしょうか。世界史は教科書を逸脱してはじめて、面白さを実感できると思います。なので、教科書を読んでつまんねぇと思ったらウィキペディアを見る、ウィキペディアは堅い文章の森なので面白さ半減ですが、自分なりに噛み砕いてユーモアを見つける。これが世界史の醍醐味でしょう。


ちなみにですが、私が一番世界史で面白いと思ったのは遊牧民の歴史です。モンゴルが強すぎて、ね。ヒャッハーという言葉がこれほど似合う人類はいませんよ。